LAND.'24

LAND.'24/Fattoria AL FIORE

タイプ:オレンジワイン
産地 :宮城県川崎
品種 :山形県産デラウェア100%
容量 :750ml
度数 : 12%


ソムリエールコメント
熟した柑橘やみかん、マスカットを思わせる華やかな香りと凝縮感ある果実味🍊🍇
やわらかな口当たりで、温度の上昇とともにふくよかさやスパイシーなニュアンスも広がります。
グラスの中で変化する表情を、ぜひお楽しみください✨


生産者さんより
Type _ Orange
Grapes varieties _ Delaware
Grape Grower _ Masao Sato/Budou to Ikiru / Masatoshi Ohno
Origin _ Yamagata
Alcohol _ 12.0%
Yeast:Native yeast
Vinification:No sulphites / Additive free / Unfiltered
Product _ 1386 bottles
Winemaker _ Riku Ando supported by Hirotaka Meguro

Concept
「LAND.」は、安藤 陸が残した感覚と時間を、今もなお繋ぎ続けている cuvée です。
もともとは、彼がFattoria AL FIORE卒業後、海外へ羽ばたく前の節目として、
自身の手だけで仕込んだ特別なワインでした。
彼が旅立った後も、その想いや感覚を受け継ぎながら、現在は目黒が毎年仕込み続けています。

Approach
陸が大切にしていた自由で真っ直ぐな感性を軸にしながら、現在のAL FIOREの醸造哲学と重ね合わせ、
毎年少しずつ進化を続けています。
2024年は、彼の生前のスタイルへの敬意を込めながらも、より繊細で奥行きのあるOrange Delawareを目指しました。
今年からは、これまでのスパークリングではなく、スティルワインとして醸造しています。

Vinification
陸のゆかりある生産者のデラウエアを使用しております。開放槽で45日間の醸し発酵。
その後プレスし、フレンチオークのバリックにて120日のシュル・リー/樽熟成、
その後ラッキンングしてからアンフォラにてさらに120日日間の酸化熟成。
野生酵母による自然発酵。無添加・無濾過・SO2不使用。
さらに瓶内で約1年半熟成させ、時間による調和と落ち着きを引き出しています。

Style
・熟した柑橘やオレンジピールを思わせる香り
・繊細ながら芯のあるテクスチャー
・ほのかなタンニンと旨味の広がり
・静かに長く続く余韻
・味わい みかん/ 晩白柚/ 金木犀/ ラベンダー
・お料理 夏野菜のクミン炒め/ カラスミや蟹のパスタ/ 点心
・楽しみ方 ワイン持ち寄りの食事会や、食後にゆっくりと嗜む
・グラスと温度帯 湾曲したグラスで、8~12°C
・飲みきり 今〜2030年 開栓後5日ほど

Comment
本来であれば、毎年1月11日の命日に合わせてリリースしたいという想いがあります。
しかしながら、ワインも、人も、思い通りにはいかない難しさがあります。
だからこそ、その時々の最も良い状態を見極めながら、LAND.を繋ぎ続けていきたいと思っています。
彼が今ここにいたとしても、きっと同じ選択をしていたように感じています。



生産者情報
宮城県川崎町で2015年からワイン造りを続けている Fattoria AL FIOREさん。
「AL FIORE」は、代表・目黒浩敬さんが2002年に仙台市内で開かれたイタリアンレストランの名前で、日本語では「一輪の花」を意味します。予約が取れないほどの人気店だったそうです。

一輪の花がやがて種を落とし、花畑のように多くの人の幸せへと広がっていくように──
そんな願いが込められた「AL FIORE」という名前。その想いを次のステージへとつなぐ第一歩が、Fattoria AL FIOREさんのワイン造りです。
ワインを通して生まれるご縁を大切にし、仲間たちの活動を支え、応援できる存在でありたいと考えられています。

【レストランから畑へ】
目黒さんは24歳で独立し、約10年間レストランを経営。
野菜を育て、パスタは小麦から仕込み、豚を一頭丸ごと仕入れて生ハムを作るなど、素材の背景まで含めた料理に向き合ってこられました。

震災前にはワイナリー設立のための資金も集めていましたが、東日本大震災の際、その資金は炊き出しなどの支援活動に充てられました。その後さらに5年間働き、あらためて資金を貯め直し、ワイン造りをスタートされています。

「みんながやっていることはやりたくなかった」。
当時の宮城にはワイナリーもぶどう畑もほとんどなかったからこそ、この地で挑戦することを選ばれました。
また、限られた空間で表現し続けるレストランという場に、息苦しさを感じたことも、次の一歩につながっています。

【ワイン造りへの転機】
ある日、レストランに BEAU PAYSAGE の方が来店され、造っているワインを飲ませてもらったことが、大きな転機となりました。
その美しさに衝撃を受け、「これがきっかけだったかもしれない」と目黒さんは語られています。それまで日本ワインには、特別な関心はなかったそうです。

【畑と醸造への向き合い方】
現在、約2.5ヘクタールの畑の剪定をほぼ一人で行い、一本一本の樹と向き合っているAL FIOREさん。
大変な作業でありながら、その時間を「好き」と言い切れる姿が印象的です。
一方で、ボトリングのように「何も考えずにできてしまう工程」はあまり得意ではないとのこと。笑


醸造中は基本的に味見をせず、頭の中で組み立てながら進めるスタイル。
料理人時代から培ってきた感覚が、今のワイン造りにも生きています。

【川崎町という場所】
2014年、最初の畑を開墾した川崎町安達地区は、耕作放棄や過疎化が進んでいました。
「ここを人が集まる場所にできないだろうか」──そんな思いから農園を開き、ぶどうの樹を植え始めます。

ワイナリーは、廃校となった「川崎町立旧支倉小学校」の体育館を改修して使用。
校歌が残る壁、卓球台を作業台にした空間、下駄箱を再利用した棚など、体育館の面影を残しながらも、しっかりとした醸造施設として活用されています。

【これからのAL FIOREさん】
畑には多品種のぶどうが植えられており、目黒さんの「好き」が反映されたラインナップ。
イタリア品種がやや多めなのも、AL FIOREさんらしさです。

5年後、10年後には、自分にしかできない小さなワイナリーを築き、世界に名を知られるワインを造りたい──
そんな未来を見据えながら、日々ぶどうと向き合っています。

ぶどう農家さんへの深いリスペクトを忘れず、ぶどうそのものの美味しさをそのまま瓶に詰め込んだ AL FIOREさんのワイン。
飲むと自然と気持ちがやわらぐ、あたたかさのある一本です。


(HPより一部引用)

*未成年者の飲酒は法律で禁止されていますので未成年者に対しては酒類を販売致しません
販売価格 4,400円(内税)
型番 alfiore74

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